ふたりの生い立ちを紐解くと、幼い頃からダンスレッスンに明け暮れた密密な時間が浮かび上がる。キッズダンサー時代にはユニットを組んでステージに立っていた経験もあり、表現者としての基礎はお互いを切磋琢磨し合う環境の中で培われた。かつて平野紫耀がKing & Princeの絶対的エースとして駆け抜け、その後主演ドラマ『クロサギ』などで役者としても圧倒的な評価を得ていた時期も、二人の私的な対話は絶えなかったという。
「兄はいつだって僕の最高のライバルであり、理解者」。そう語る莉玖と紫耀の間には、メディアの喧騒とは無縁の深いリスペクトが存在する。紫耀が莉玖のブランド服を日常的に愛用したり、莉玖が兄のステージに心からのエールを送ったりと、プライベートで支え合う姿はまさに理想の兄弟像そのものだ。互いにエンタメの異なる領域で頂点を目指す姿は、ファンの間でも胸を打つ美談として語り継がれている。