最低血圧が高い原因とは?上が正常でも放置厳禁なリスクと改善法

最低血圧が高い原因とは?上が正常でも放置厳禁なリスクと改善法

最低血圧が高い原因とは?上が正常でも放置厳禁なリスクと改善法とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

血圧を測定する際、心臓が収縮して血液を力強く送り出したときの圧力を「最高血圧(収縮期血圧)」、心臓が拡張して血液を溜め込んでいるときの圧力を「最低血圧(拡張期血圧)」と呼びます。上が正常値(120mmHg未満)であるにもかかわらず、下の血圧だけ高い理由の核心は、全身に張り巡らされた「末梢血管(細い血管)の抵抗」にあります。

心臓から送り出された血液は、大動脈から枝分かれして手足や内臓の細小動脈へと流れていきます。このとき、末梢血管が何らかの理由でキュッと縮んで硬くなっていると、心臓が休んでいる拡張期であっても血液がスムーズに流れず、血管壁に強い圧力がかかり続けます。これが医学的に拡張期高血圧(孤立性拡張期高血圧)と呼ばれる病態です。

大動脈自体にまだ柔軟性がある30代から50代の働き盛り世代では、心臓が押し出す瞬間(上)の圧力は大動脈がクッションのように吸収するため、上の血圧は正常範囲に収まります。しかし、末端の細い血管が過度に緊張しているため、心臓が休んでいる時間帯(下)の圧力が下がらないという歪みが生じるのです。この動脈硬化と末梢血管抵抗のアンバランスこそが、最低血圧だけが突出して高くなるメカニズムです。

阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。