1L150万円!カブトガニの青い血が医療現場で不可欠な理由と代替技術

1L150万円!カブトガニの青い血が医療現場で不可欠な理由と代替技術

1L150万円!カブトガニの青い血が医療現場で不可欠な理由と代替技術の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

人間の血液が赤く見えるのは、赤血球に含まれるヘモグロビンが「鉄」と結びついて酸素を全身に運ぶためです。これに対し、カブトガニの血が青い理由は、酸素運搬タンパク質として鉄ではなく「銅」を主成分とするヘモシアニンを利用している点にあります。脱酸素状態ではほぼ無色透明ですが、空気に触れて酸素と結合した瞬間に鮮やかな青藍色へと発色します。

約4億5000万年前から姿を大きく変えずに生き抜いてきたカブトガニは、脊椎動物のような高度な獲得免疫システムを持っていません。その代わりに発達させたのが、体液中に侵入した異物を物理的に封じ込める原始的かつ電光石火の生体防御反応です。

カブトガニの血中にあるアメボサイト(変形細胞)は、大腸菌やサルモネラ菌といったグラム陰性菌の外膜成分であるエンドトキシン(内毒素)をわずかでも感知すると、瞬時に細胞内の凝固因子を放出します。毒素を取り囲んでゼリー状のゲルを形成し、体内への毒素拡散を遮断するこの超高感度な凝固反応こそが、現代医療の基盤として利用される最大の鍵となっています。

山崎 陸
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山崎 陸

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