師匠である八角親方(元横綱・北勝海)は、昭和の大横綱・千代の富士とともに名門・九重部屋の黄金期を築き上げた名横綱です。「花のサンパチ組」として知られ、小柄な体躯を利した猛烈な立ち合いと粘り強い押しで通算8回の幕内最高優勝を飾りました。
現役引退後は独立して八角部屋を創設。愚直なまでの基礎重視の指導方針を貫き、関脇・北勝力や小結・海鵬など、土俵を沸かせる個性豊かな関取を育て上げました。
さらに日本相撲協会理事長に就任して以降は、伝統の継承と近代的な組織改革の旗振り役として辣腕を振るっています。協会トップとしての重責を果たしながら部屋の師匠としても稽古場に立ち続ける姿勢は、角界内でも厚い信望を集める要因となっています。