世間では「本当に恐ろしいのは本厄よりも後厄だ」と囁かれることが多々あります。これには明確な理由が存在します。本厄の期間中は誰もが健康管理や行動に細心の注意を払い、神社で祈祷を受けるなど厳戒態勢を敷きます。しかし、後厄を迎えると「山を越えた」という強烈な安心感から急激な気の緩み(油断)が生じ、蓄積された疲労や生活習慣の歪みが一気に表面化するのです。
本厄と後厄の違い、および周囲への影響度の差異を整理した客観データは以下の通りです。
心身医学の観点からも、人は極度のストレス状態(本厄)から解放された直後に自律神経のバランスを崩しやすく、「後厄が一番怖いと言われる真相」は医学的にも理に適っています。本人が体調を崩せば看病する配偶者が倒れ、本人がイライラを募らせれば子どもの精神状態が不安定になるという、負の連鎖反応が起きやすい構造になっているのです。