エンタメ業界にとどまらず、金融系スタートアップやIT企業のアイキャッチ、さらにはアパレルブランドの刺繍ワンポイントに至るまで、オバケモチーフの採用例が後を絶たない。
一見すると「企業キャラクターにおばけ?」と疑問に思うかもしれないが、これには明確な戦略的理由がある。あまりに整いすぎた優等生的なキャラクターは、過剰な広告感を醸し出し現代の消費者に敬遠されやすい。一方で、少しの「怪しさ」や「お茶目さ」を孕んだオバケキャラクターは、ブランドに人間味と親しみやすさをもたらす。洗練されたミニマルデザインと絶妙なポップさの同居が、Z世代やα世代を引きつける強いアイデンティティとなっている。