口先だけの人物に騙されないためには、日頃のコミュニケーションにおいてどこに注目すべきか。複数の危機管理コンサルタントや現場の指導者への独自取材により、共通する4つのサインが浮かび上がってきた。
第一に、「具体性の欠如」である。話のスケールは大きいが、具体的な数値、期日、担当者の役割になると途端に曖昧になる。第二に、「過去の実績の検証不能さ」だ。他県や他社での華々しい成功体験を語るが、客観的な証拠や第三者の裏付けが存在しない。第三に、「質問に対するすり替え」である。核心を突く指摘をされると、論点をずらすか急に感情的な態度を見せる。そして第四に、「他責の傾向」だ。計画が頓挫した際、必ず外部要因や他人のミスに原因をなすりつける。