一代で読売・日テレグループを築き上げた正力松太郎の血脈は、戦後の日本メディア界および政界に強い影響を残しました。
長男の正力亨(しょうりき とおる)は、読売ジャイアンツの第2代オーナーを務め、読売新聞社主としてグループを統率。長女の敏子は、元警察庁長官で衆議院議員を務めた小林与三次(元読売新聞社長・会長)に嫁ぎ、メディアと警察・政界のパイプを強固なものとしました。
正力の孫にあたる正力源一郎をはじめ、一族は読売新聞グループや日本テレビの要職、株主として影響力を保持し続けました。現在では専門経営者による企業統治が進んでいるものの、「正力家」が日本の巨大メディアグループの礎を築いた事実は揺るぎません。