完成した楽曲は1962年、NHKの長寿番組『みんなのうた』で放送されるやいなや、全国の茶の間に大きな旋風を巻き起こしました。明るく澄んだペギー葉山の歌声と親しみやすいアニメーションが相乗効果を生み、レコードは大ヒットを記録します。
このヒットは当時の音楽業界や芸能界全般にも大きな衝撃を与えました。それまでの昭和歌謡やポップスの枠組みを超え、歌謡曲のトップアーティストが子供向け楽曲の普及に本格的に貢献する先駆的な事例となったのです。後年、彼女が日本歌手協会の女性初の会長として多大な功績を残すことになりますが、その根底には常に「歌で人々を幸せにしたい」という強い信念が存在していました。