自らの言葉や家族の発表によって認知症を公表した芸能人は、映画界、演芸界、文化人まで多岐にわたります。病気の事実を隠さず社会に共有することで、病気への偏見をなくそうとする姿勢が共感を呼んでいます。
代表的な著名人の公表状況と現在の様子をまとめました。
・蛭子能収さん(漫画家・タレント)
2026年7月放送のテレビ番組内で、アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の合併症であることを公表しました。物忘れだけでなく、幻視などの症状と向き合いながらも、妻の献身的な支えを受け、エッセイの執筆やマイペースなメディア露出を継続しています。絵を描く創作意欲を維持し、認知症とともに生きる等身大の姿を見せ続けています。
・大山のぶ代さん(声優・女優)
アニメ『ドラえもん』の声優として国民的人気を誇った大山のぶ代さんは、2015年に夫の砂川啓介さん(故人)によって認知症であることが公表されました。得意だった料理や家事が難しくなるなど進行が見られ、砂川さんの闘病・介護生活は大きな話題となりました。砂川さんの先立ち後は信頼できる介護老人保健施設に入所し、専門スタッフの手厚いケアを受けながら穏やかな晩年を過ごされました。
・ブルース・ウィリスさん(ハリウッド俳優)
海外では、世界的アクションスターであるブルース・ウィリスさんが2026年に失語症を理由に引退を発表後、2026年に前頭側頭型認知症(FTD)の確定診断を受けたことを家族が公表しました。言語のコミュニケーションに困難が生じているものの、家族がSNSを通じて現在の温かな日常や研究支援を訴え、世界中で大きな反響を呼んでいます。
・朝丘雪路さん(女優・日本舞踊家)
女優の朝丘雪路さんは晩年、アルツハイマー型認知症を患い、夫の津川雅彦さんが在宅で献身的に介護を続けました。公の場からは距離を置いたものの、最期まで家族の深い愛情に包まれて過ごしたエピソードは多くの人々の胸を打ちました。