おニャン子クラブが残した功績は、単なる80年代の懐メロにとどまりません。現在も日本のエンタメ界を牽引する巨大アイドルグループのフォーマットは、すべておニャン子クラブの実験から始まっています。
全員に識別番号を与える会員番号システム、選抜・派生ユニットの結成、ファン参加型のオーディション、そして「完成されたプロではなく成長プロセスを応援させる」というプロデュース手法。これらは後に秋元康がプロデュースするAKB48グループや坂道シリーズ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46など)において、より洗練された形で再構築されました。おニャン子クラブは、現代の推し文化の礎を築いた偉大なプロトタイプであったといえます。