彼女の政治家としての足跡を語る上で、NGO「ピースボート」の設立に携わった経験は外せない。世界中を巡り、多様な価値観や現場の痛みに直面してきた若き日の原体験が、現在の草の根的な政治手法の骨組みとなっている。権力に対する監視の目を怠らない姿勢は、この市民活動の時代に培われたものだ。
衆議院から参議院へと活動の場を移した現在も、その理念の根底は変わらない。むしろ、より腰を据えた法案審議が求められる参議院という府において、彼女の長年培った論理的追及力と大局的な政治判断は、党派を超えた議論の場で重宝されている。