異常な暑さは、もはや日本一国の問題にとどまらない。世界気象機関(WMO)は直近のレポートにおいて、地球の平均気温がパリ協定で設定された1.5度の目標数値を脅かす水準に達していると警告を発した。極圏の氷床融解や熱帯域の海水温上昇が、世界各地の気候システムを揺さぶっている。
専門家による高度な気候変動・異常気象解析によれば、北半球全体で同時に巨大な高気圧が停滞する現象が頻繁に観測されている。北米や欧州、そして東アジアを同時に襲う大規模熱波は、単なる一時的な天候不順ではなく、地球全体の熱循環が変わりつつある動証といえる。