リニューアルに伴い、最新鋭のCT型手荷物検査装置を備えた「スマートレーン」が本格稼働しています。ノートパソコンやペットボトル入り液体物をバッグから取り出さずに検査可能となったことで、レーン単体の処理能力は従来の約1.5倍に向上しました。しかし、それでもなお混雑が完全に解消されたわけではありません。
関西エアポートおよび航空各社の運航便データを分析すると、特に混雑が集中するのは午前8時30分〜10時30分(アジア近距離便の出発ラッシュ)と、午後17時30分〜20時00分(欧米豪・中東長距離便および東南アジア夜行便)の2大ピーク帯です。この時間帯はスマートレーンがフル稼働していても、保安検査の入口前に行列が形成され、保安検査から顔認証出国ゲートを抜けるまでに平均35分〜45分の待ち時間が発生しています。
この混雑を回避するための現場目線での実践テクニックは以下の3点です。
- オンラインチェックイン&自動手荷物預け機(Self Bag Drop)の事前利用:航空会社カウンターの有人列をスキップし、手荷物預け入れ時間を10分未満に短縮する。
- 混雑ピークの「谷間」を突く到着設計:出発便の3時間15分前に空港駅改札を通過することで、保安検査待ち行列が最も伸びるタイミングの直前に通過を完了させる。
- 第1ターミナル4階北側・南側の列長を目視比較:誘導スタッフのアナウンスを確認し、開口しているレーン数が多い側へ臨機応変に並び替える。