ご自身や身近な人の雷に対する反応が、単なる苦手意識なのか、それとも医療的ケアを要する限局性恐怖症のレベルに達しているのかを見極めることが治療の第一歩です。以下のセルフチェックリストで該当する項目を確認してください。
【雷恐怖症の診断セルフチェック】
□ 天気予報で「雷雨」「発雷確率」を聞いただけで強い動悸や胃痛、不安感が生じる
□ 遠くでゴロゴロと音がしただけで、作業や会話を中断して耳を塞いでしまう
□ 窓の外が光るのを極端に恐れ、カーテンを完全に閉め切って窓のない場所に隠れる
□ 雷鳴が聞こえると、過呼吸、手足の痺れ、冷や汗、震え、吐き気などの身体症状が出る
□ 「落雷で死ぬのではないか」「家が燃えるのではないか」という破滅的思考が頭から離れない
□ 雷が予想される日は、仕事の約束や外出予定をキャンセルしてしまう
□ 雷が鳴り止んだ後も、興奮や疲労感で数時間は日常生活や睡眠に支障が出る
上記項目のうち3つ以上に該当し、その状態が6か月以上継続して社会生活に支障をきたしている場合、臨床的に雷恐怖症と診断される可能性が極めて高くなります。
以下は、一般的な健常者の警戒心と雷恐怖症の臨床的特徴を客観的な指標で比較したデータです。