人工甘味料を巡る議論は世界中で白熱しているが、規制当局の視点は冷静だ。米国食品医薬品局(FDA)は、現在主要なダイエット飲料に使用されている人工甘味料について、通常消費される量においては安全であるという見解を維持している。ただし、これは一日許容量(ADI)を守った前提での話だ。
1日に何リットルもガブガブと飲み続けるような過剰摂取を行えば、いかに安全と評価された成分であっても代謝バランスを崩す要因になり得る。大切なのは過度な恐れを抱くことではなく、適切な摂取量を理解し、水やお茶と同列に扱うのではなく「嗜好品」として楽しむバランス感覚を持つことなのだ。