顔に湿疹が突然現れた原因とは?赤み・かゆみの正体と正しい治し方

顔に湿疹が突然現れた原因とは?赤み・かゆみの正体と正しい治し方

顔に湿疹が突然現れた原因とは?赤み・かゆみの正体と正しい治し方に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

突然の湿疹に狼狽した人々が最も陥りやすい危険な罠が、「自宅の薬箱にある軟膏を適当に塗る」という行為である。特に、過去に手湿疹や身体のかゆみ止めとして処方された強力なステロイド外用薬を顔面に塗布することは、絶対に避けなければならない。

顔の皮膚は薬剤の吸収率が身体の中でも極めて高く、腕の内側を「1」とした場合、頬は13倍、まぶたや陰部は約42倍もの吸収率を誇る。安易にステロイドを塗り続けると、局所免疫が抑制されて毛包炎やヘルペスウイルス感染症を併発するだけでなく、毛細血管が拡張して皮膚が菲薄化する「ステロイド酒さ(酒さ様皮膚炎)」を招く。

酒さ様皮膚炎の見分け方としては、薬を塗ると一時的に赤みが引くものの、塗るのをやめた途端に以前を上回る灼熱感とブツブツがぶり返す点にある。こうなると回復までに数か月から半年以上の専門的な離脱治療を要することになる。また、赤いブツブツを「大人のニキビ」と勘違いし、脱脂力の強い洗顔料や硫黄配合のニキビ治療薬を塗りたくるケースも多い。もしその正体が真菌(カビの一種)の増殖による脂漏性皮膚炎であった場合、肌の乾燥が進んでバリアが崩壊し、脂漏性皮膚炎の正しい治し方(抗真菌薬外用と刺激の排除)から遠ざかって泥沼化を招く。

薬局で購入できるOTC医薬品にも注意が必要だ。顔の湿疹市販薬の選び方における鉄則は、ステロイドのランク(ウィーク〜ミディアム未満)を慎重に見極めるか、原則として「ノンステロイド系抗炎症成分(ウフェナマート等)」や「抗ヒスタミン成分」を主体とした顔面専用の設計を選ぶことである。自己判断で数日以上漫然と連用することは厳に慎むべきである。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。