神奈川県公立高校入試(共通選抜)では、中2学期末と中3学期末(3倍計算)の成績を合算した「調査書(135点満点)」と「学力検査(500点満点)」の比率が各校に委ねられています。
県立川崎高校の選考基準は、長らく「内申4:学力4:面接2」の時代から新方式への移行を経て、調査書と当日の筆記試験をバランスよく重視する設定になっています。内申点(2年次+3年次×2)の合格ボリュームゾーンは70点から78点。つまり、通知表の目安は「全教科2が中心では厳しく、基本オール3(81点)を目指しつつ、2が数個混ざる水準」で踏みとどまる必要があります。
筆記試験における安全圏は200点(5科目平均40点)です。過去の入試結果を分析すると、内申点が72点前後であっても、当日試験で210点以上を確保できれば逆転合格を勝ち取っている例が多数確認できます。
一方の市立川崎高校の専門学科(生活科学科・福祉科)は、内申点ボーダーが70点前後、入試本番の得点ラインは180〜195点付近です。面接が共通選抜の必須項目から特色検査扱いへと切り替わった現在も、実務適性や志望動機が明確な受験生が集まる傾向にあります。
倍率の推移を見ると、県立川崎高校は年によって1.00倍〜1.15倍の間で小幅に上下しています。近隣の大師高校や川崎北高校、鶴見総合高校との間で志願変更時の移動が起きやすく、倍率が1.05倍前後に落ち着いた年度は手堅い勝負が可能です。