かつて90年代の渋谷がストリートカルチャーの発信地であったように、2026年の渋谷におけるカルチャーの発源地は間違いなくこのアンダーグラウンド&立体空間だ。SNSやTikTokなどのショート動画プラットフォームでは、ここでの移動シーンやライトアップされた空間を背景にした動画が連日トレンド入りを果たしている。
リアルとデジタルが高度に融合したこの場所は、Z世代やα世代にとって「最も映える都市体験」の象徴となった。単に流行を追いかけるだけでなく、ストリートダンスの撮影やインディーズ音楽のデジタル配信イベントなど、若者自らがコンテンツを生み出すプラットフォームとしても機能している。都市のインフラがカルチャーのインキュベーター(孵化器)として機能する、極めて現代的な現象と言えるだろう。