多発性骨髄腫は血液がんの中でも病態が複雑であり、使用できる薬剤の組み合わせや治療スケジュールが多岐にわたります。そのため、治療を受ける施設や主治医の選定が治療経過に直結します。
病院選びにおける基準としては、日本血液学会の認定研修施設であることや、造血幹細胞移植および最新のCAR-T細胞療法の実施施設に指定されている大学病院・がん専門拠点病院が推奨されます。症例数が多い施設ほど、副作用マネジメントや新薬の臨床試験(治験)へのアクセスに強みを持っています。
また、診断結果や提示された治療方針に対して少しでも疑問や不安がある場合は、積極的にセカンドオピニオンを活用すべきです。他の専門医の視点を取り入れることで、自身のライフスタイルや年齢に最も適した納得のいく治療法を選択することができます。