古賀稔彦氏の体型変化が最初にクローズアップされたのは、2026年春から秋にかけてのことでした。当時、オンラインイベントやメディア取材に登場した古賀氏の輪郭は鋭くこけ、現役時代から指導者時代にかけて培われた厚い胸板や首回りがひと回り以上も小さくなっていました。
往年のファンや柔道関係者からは「体調を崩しているのではないか」「病気ではないか」とネット上で心配の声が相次ぎました。当時、本人は周囲へ過度な心配をかけまいと気丈に振る舞っていましたが、舞台裏ではすい臓がんとの壮絶な闘いが始まっていたのです。
医療関係者のデータや報道各社の取材によると、古賀氏は2026年春にすい臓がんの診断を受けました。すい臓がんは自覚症状が出にくく、発見時には進行しているケースが多い難治性の疾患です。古賀氏は同年5月にがんの摘出手術を受け、その後も過酷な抗がん剤治療を継続していました。手術による体力消耗と治療の副作用が、急激な体重減少の直接的な原因でした。