実際のビジネス現場やオンラインコミュニティでは、端末間の文字仕様のズレによるトラブルが日々報告されています。SNSや質問サイト等に寄せられる実体験を検証すると、特にWindowsとMacの間、あるいはiPhoneからPCへの送信時に深刻な断絶が発生しています。
ITmediaや各種技術コミュニティの現場取材によると、テレワークの定着によって「社内MacユーザーからWindowsユーザーのクライアントへ送られた見積書や仕様書」において、記号の欠落や文字化けによる発注トラブルが頻発しました。代表的なものが「波ダッシュ(〜)」と「全角チルダ(~)」の不一致問題です。Macで入力した「〜」がWindows側で「?」と表示されたり、ファイル名に含まれる特殊文字が原因でサーバーからファイルがダウンロードできなくなったりする事例は、今なお現役の課題です。
また、環境依存文字のスマホ(iPhone / Android)表示にも特有の罠があります。スマートフォン上では最新のUnicode規格に基づき、極めて自然にカラー絵文字や拡張漢字が表示されます。しかし、それをそのままメールやWebフォームにペーストして送信すると、受信側の古い基幹システムやメーラーが対応しきれず、「メール環境依存文字送信エラー」としてバウンスバック(送信失敗)したり、本文全体が文字化けして解読不能に陥るケースが多発しています。