女優としての華々しいキャリアの絶頂期に、表舞台から姿を消した榎本加奈子氏。世間では様々な憶測が飛び交ったが、芸能界引退の決定打となったのは「家族との生活を最優先にする」という固い決意だった。連日のドラマ撮影や過密スケジュールに追われる日々から一転、彼女は夫と子どもたちを支える家庭の主軸としての役割を選び取った。
だが、彼女のバイタリティは家庭内だけに留まらなかった。自らの舌とセンスを頼りに立ち上げたスープカレー専門店「Kanakoのスープカレー屋さん」は、本場・札幌をはじめ各地で大ヒットを記録。飲食ビジネスの世界で類まれな経営手腕を発揮した。タレントの名前を冠しただけの安易なプロデュースではなく、自らスパイスの調合や店舗オペレーションに深くコミットする徹底ぶりは、業界関係者を大いに驚かせた。
2026年を迎えた現在も、彼女の実業家としての嗅覚と行動力は健在だ。飲食事業の知見を活かしながら、ライフスタイル関連のプロデュースやオーガニック食品の選定など、多角的なプロジェクトに携わっている。芸能界を去ってもなお、自らの力で確固たる経済基盤とアイデンティティを築き上げた姿は、多くの女性から支持される理由となっている。