発売開始とともに数分で即完売する琵琶湖大花火大会の指定席券。この激しい入手競争が、詐欺グループにとって格好の資金源となっている。
悪質なアカウントは、公式の購入完了画面や電子チケットのスクリーンショットを画像編集ソフトで精密に捏造。SNS上で「急な仕事で行けなくなったため、定価でお譲りします」「VIPエリア席2枚余っています」などと投稿し、購入希望者を募る。
ダイレクトメッセージ(DM)で接触した被害者に対し、相手は「他の希望者からも問合せが殺到している」と焦りを煽り、PayPayや銀行振込での即時送金を要求。代金を支払った瞬間、メッセージのやり取りは途絶え、アカウントごと削除されて連絡不能に陥るのが典型的な「空売り」の手口だ。