施設側の対策に加え、利用者自身が身を守る知識を持つことが極めて重要だ。着替え所に入った際は、まず周囲を見回し、目線の高さだけでなく足元や天井の隙間に怪しい物がないか確認する習慣をつけたい。フックや火災報知器、コンセントパネルなどに不自然な凹凸や赤外線ランプの点滅がないかを調べることが有効だ。
スマートフォンを活用した簡単なチェック方法もある。スマートフォンのカメラ機能を起動し、室内を暗くした状態で赤外線ライトの有無を確認する手法や、専用の赤外線・電波発見器を携帯することも防犯対策として効果的だ。被害者支援弁護士は、「違和感を覚えた場合はその場での着替えをやめ、すぐに管理会社や警備員に伝えてほしい。証拠を確保し、一人で抱え込まないことが解決への第一歩だ」とアドバイスしている。