『ぼく明日』切ない時系列の謎とラストシーンの真相を徹底考察!

『ぼく明日』切ない時系列の謎とラストシーンの真相を徹底考察!

『ぼく明日』切ない時系列の謎とラストシーンの真相を徹底考察!に関する注目トピックを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

本作の切なさを生み出す根幹は、主人公・南山高寿(福士蒼汰)とヒロイン・福寿愛美(小松菜奈)が住む「隣り合う別世界」の特殊な時間軸にあります。2人の世界は時間が正反対の方向に流れており、5年に一度、月が満ちて欠ける30日間だけ交わることができます。

物語の舞台となるのは、2人がともに20歳を迎えた奇跡の30日間です。高寿にとっては「1日目(出会い)から30日目(別れ)」へと未来に向かって進みますが、愛美にとっては「30日目(別れ)から1日目(出会い)」へと過去に向かって進んでいます。つまり、高寿にとっての「初めての手つなぎ」や「初めてのキス」は、愛美にとって「彼とする最後の手つなぎ」「最後のキス」を意味していました。

さらに切ないのは、2人が過去に出会った救助のエピソードです。高寿が5歳のとき水難事故から救ってくれたのは35歳の愛美であり、愛美が5歳のときに爆発事故から救ったのは35歳の高寿でした。お互いの命を救い合いながら、20歳の30日間をピークにして、2度と同じ年齢で愛し合うことは叶わないという残酷な運命が横たわっています。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。