林家ペーと林家パー子が身にまとう全身ピンクの衣装。かつては普通のスーツや着物姿で舞台に立つこともあったという。転機となったのは、あるテレビ番組の企画や有名デザイナーからの助言だった。ピンクという色が持つ「場を明るくする力」に気づいたペーは、衣装だけでなく私服や小物、自室のインテリアに至るまで徹底してピンクで統一するスタイルを確立する。
「一度決めた美学は絶対に曲げない」。その徹底ぶりは徹底したセルフブランディングの結実だ。パー子の華やかさを引き立て、ペー自身のトレードマークとするために計算されたカラー戦略。今やピンクは単なる衣装の域を超え、彼らの生き方そのものを象徴するアイデンティティとなっている。