App Storeでアプリをダウンロードする際、親の許可を求めるプロンプトが表示されるのは、ファミリー共有内の「承認と購入のリクエスト」機能が有効化されているためです。この制限を解除するには、ファミリー共有の管理者、あるいは承認権限を持つ保護者の端末から操作を行う必要があります。子供側の端末から直接解除することはシステム上不可能です。
具体的な設定解除の流れは極めてシンプルです。
まず、保護者(ファミリー管理者)のiPhoneで「設定」アプリを開き、画面最上部にある管理者自身の名前(Apple Account)をタップします。続いて表示されるメニューから「ファミリー共有」を選択し、ファミリーメンバー一覧の中から対象となる子供のアカウント名をタップしてください。
メンバーの詳細設定画面に進むと、「承認と購入のリクエスト」という項目が存在します。ここをタップしてトグルスイッチをオフに切り替えることで、以降のアプリ入手時に親端末への承認要求が発生しなくなります。無料アプリの入手はもちろん、有料コンテンツの決済に関しても子供の操作のみで進行可能となるため、決済手段の紐付け状況には十分注意を払う必要があります。
ここで混同されやすいのが、「スクリーンタイム親の承認オフ」との違いです。ファミリー共有の購入リクエストを解除しても、スクリーンタイム側で「コンテンツとプライバシーの制限」がオンになっており、「iTunesおよびApp Storeでの購入」項目内で「アプリのインストール」が「許可しない」に設定されている場合、ダウンロード自体が弾かれます。アプリ入手を完全に自由化するには、ファミリー共有の購入リクエスト解除に加え、スクリーンタイム側のダウンロード制限も併せて見直す必要があります。