別班の同僚であり、乃木の最も近くにいた黒須駿。彼が銃口を向けられた局面で見せた一瞬の笑み——これが何を意味するのかでネット上は大揺れだ。恐怖のあまりの半狂乱か、あるいはすべてが「計画通り」であることの合図なのか。
黒須の演技には一ミリの無駄もない。彼らの絆は、単なる組織の上下関係を超えた特殊な領域にある。別班という暗闇を生きる者同士だからこそ通じ合う沈黙の合図。彼が捕らえられたラストの構図は、実は敵組織「テント」の残党、ひいては新勢力をあぶり出すための命がけの撒き餌だった可能性が高い。命を賭した狂言誘拐のシナリオが、ここに来て一気に真実味を帯びてくる。