歴史的史実への関心は、エンターテインメントやSNSの場でも急速に高まりを見せている。NHK大河ドラマ『どうする家康』で描かれた、過酷な年貢納めに苦しむ民衆の窮状や領主側との激しい摩擦は、放送当時から現代の税制問題と重ね合わせて大きな話題を呼んだ。今なおNHKオンデマンドで同作を視聴した人々からは、「まるで現在の税負担の現実を見ているようだ」という書き込みが絶えない。
さらにYouTube上では、歴史解説チャンネルや社会問題を独自の視点で検証する社会派ドキュメンタリー動画の再生数が爆発的に伸びている。江戸時代の年貢率と現代の国民負担率を精緻に比較し、手元に残る可処分所得の少なさを暴く検証コンテンツは数十万回以上再生され、特に若者世代の間で「自分たちがどれほど追い詰められているか」を再認識させる強力なきっかけとなっている。