旅行好きが毎年固唾をのんで見守るのが、各種メディアによる最新ランキングだ。旅行情報大手のじゃらんnetや世界的な口コミサイトトリップアドバイザーの集計データを分析すると、不動の絶対王者と新興勢力の激しいデッドヒートが浮かび上がる。
全国の「行ってよかった」ランキングで長年首位を独走するのが、群馬県川場村にある「川場田園プラザ」だ。広大な敷地にパン工房、ピザショップ、ミート工房が点在し、一日中滞在しても飽きない圧倒的なコンテンツ力で王者として君臨し続けている。一方で、近年急速に支持を伸ばし、旅の手帳や口コミランキングで「意外な首位」として話題を集めたのが、山間部の絶景温泉や産直市場を併設した新鋭の拠点だ。温泉に浸かりながら渓谷美を眺められる日帰り湯や、地元漁港から直送される鮮魚丼を提供する施設が、旅行者の心を掴んでいる。日本自動車連盟(JAF)の会員アンケートでも、温泉と限定グルメを併設した拠点が満足度上位を独占する傾向がはっきりと現れている。