今注目を集めている 親指突き指のテーピング決定版!一人で巻く手順と骨折の見分け方について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
親指の突き指における重症度と推奨される治療プロトコルを、臨床基準に基づいて比較整理しました。自己処置で経過観察できる範囲と、直ちに医療機関にかかるべき境界線を明確にします。
重症度・損傷分類主な臨床症状とデータ指標標準的な固定・治療期間編集部の見解・対処方針軽度(I度捻挫)
関節包・靭帯の微小断裂軽微な腫れ、圧痛はあるが関節の不安定感なし。可動域制限は10〜15%程度。テーピング固定:3日〜1週間
日常動作は即時可能キネシオロジーテープ等で保護しつつ、アイシングと初期安静で十分回復可能。中等度(II度捻挫)
靭帯の部分断裂明確な腫脹と皮下出血。関節に軽度の緩みがあり、物をつまむ動作で強い疼痛。副木または硬性テーピング:2〜3週間
リハビリ期間:約1ヶ月非伸縮テープによる厳密な可動域制限が必要。一度は画像診断を受けるのが賢明。重度(III度損傷・骨折)
完全断裂・ベネット骨折等広範囲の血腫、著しい変形、側方動揺性(30度以上の開大)。自力運動不能。ギプス固定・手術療法:4〜8週間以上自力処置は厳禁。徒手整復や観血的手術(スクリュー固定等)の適応となる。慢性期(放置・誤固定)
関節弛緩・変形性関節症受傷後3週間以上経過しても腫れと痛みが残存。握力の持続的低下(対健側比20%減)。長期装具療法または靭帯再建術:3ヶ月〜半年初期の固定不足が原因。不可逆的な関節変形を防ぐため専門医による再評価が必須。