買いだめした味噌や開封後の味噌をどこに置くべきか迷った際、多くの人が「とりあえず冷蔵室」を選びがちです。しかし、味噌の劣化を極限まで遅らせるベストな選択肢は味噌の冷凍保存です。
「冷凍庫に入れたらカチカチに凍って、毎日の味噌汁作りに使いづらくなるのでは」と心配する声も少なくありません。しかし、味噌が冷凍庫で固まらない理由は、その高い塩分濃度にあります。一般的な米味噌や合わせ味噌には約12%前後の食塩が含まれており、塩分が水分子の結合を阻害する「凝固点降下」という物理現象が起きるため、一般的な家庭用冷凍庫のマイナス18度〜マイナス20度程度では凍結しません。
取り出してすぐにスプーンがスッと入り、解凍の手間なくそのまま鍋に溶かし入れることができます。味噌に含まれる酵母や酵素の活動をほぼ完全に休止させられるため、買い立てのみずみずしい香りと明るい色合いを約1年以上にわたって長持ちさせることが可能です。