結論から申し上げますと、NEZUCAFÉのみを利用することは原則としてできません。カフェが美術館の広大な庭園の奥深くに配置されている構造上、カフェへアクセスするためには必ず美術館の展示棟を通り、庭園内へ入る必要があるためです。
かつて一部のブログ等で「庭園散策のみの利用」や「カフェ直行」といった誤解を招く記述が見られましたが、根津美術館の入館ゲートを通過する段階で展覧会の入館料が必要となります。ふらりとカフェ目当てだけで訪れても、チケットを持たずに敷地内へ入ることはできません。
また、美術館の観覧には原則として「日時指定予約チケット」のオンライン購入が推奨されています。特別展や企画展の規模によってチケット料金は変動しますが、一般的な特別展では一般1,400円〜1,600円程度、コレクション展では1,200円〜1,400円程度の設定です(※大学生・高校生は割引あり、中学生以下は無料)。
つまり、NEZUCAFÉでのランチやティータイムを楽しむためには、「入館料+飲食代」がトータルの予算となります。一見するとカフェ利用としては割高に思えるかもしれませんが、国宝や重要文化財を含む第一級の東洋古美術を鑑賞し、南青山のど真ん中に残された約5,000坪のプライベートな日本庭園を散策できる権利が含まれていると考えれば、むしろ極めて満足度の高いカルチャー体験と言えます。