ゴルフのObルールと正しい処置法|前進4打や白杭の境界基準を解説

ゴルフのObルールと正しい処置法|前進4打や白杭の境界基準を解説

ゴルフのObルールと正しい処置法|前進4打や白杭の境界基準を解説に関する最新の話題を詳しく解説いたします。

ネット上のQ&Aサイトやゴルファー同士の雑談では、長年信じ込まれてきた「ルール神話」が数多く存在します。競技会だけでなくプライベートラウンドでも恥をかかないために、代表的な3つの誤解を正しく解体しておきましょう。

誤解1:邪魔な白杭は抜いて打っても元に戻せばセーフ?

これは明らかな誤りであり、重大な違反行為です。コース内の黄色い杭や赤い杭、ヤード木などは「動かせる障害物」または「動かせない障害物」として状況に応じた抜き取りや救済が認められるケースがあります。しかし、白杭はコースの区域を定める「境界物(Boundary Object)」に分類されます。たとえスイングやスタンスの邪魔になっていても、白杭を抜いたり倒したりして打つことは規則8.1aにより厳禁です。抜いて打った場合は2打罰(ストロークプレーでの一般の罰)が科されます。「元に戻せばいい」という理屈は一切通用しません。

誤解2:特設ティがあるホールでは絶対に打ち直してはいけない?

ローカルルールの文面を精読すると、多くのコースでは「特設ティがある場合は、特設ティを使用しなければならない(Must)」と記載されていますが、一部の名門コースや公式予選では「特設ティを使用することができる(May)」と選択制になっているケースがあります。完全義務化されているコースで意地を張ってティグラウンドから打ち直した場合、誤所からのプレーとして2打罰やペナルティの対象となることがあります。スタート前にマスター室前やスコアカード裏の「ローカルルール告知」を確認することは、大人のマナー以前の必須義務です。

誤解3:カート道で跳ねて白杭を越えた球は「道路の救済」が受けられる?

「カート道に当たって跳ね上がり、林の白杭を越えてしまったのだから、カート道(人工障害物)の無罰救済が使えるはずだ」と主張するプレーヤーが時折見られます。しかし、球が最終的に止まった場所が白杭の外側である以上、そこに至るプロセスがどうであれ結果は「OB」です。障害物の救済は「球がインバウンズにあるとき」にのみ適用される権利であり、一度OBラインを越えてしまった球を無罰でコース内に戻す救済規定は存在しません。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。