浴室は単に体を洗う場所から、一日の疲れを癒やすリフレッシュ空間へとその役割を変えつつある。それに伴い、光の質感や色温度へのこだわりも高まっている。
数多くの住まいを手がけてきた住宅照明デザイナーは次のように解説する。「一日の終わりの入浴には、副交感神経を優位にする2700K前後の温かい『電球色』が最適です。逆に朝のシャワーでシャキッと目を覚ましたい場合は、4000K程度の『温白色』や昼白色が適しています。最近では、入浴シーンに合わせて色温度や明るさを自由に変えられる調色機能付きの防湿器具を導入するご家庭も増えています」。光源が直接目に入らないグレアカット設計を取り入れることで、まるで高級ホテルのような落ち着いたバスタイムを演出できる。