購入を検討するにあたり、比較対象となるのがトヨタ・セルシオ 20系 (UCF20/UCF21)と後継の30系だ。20系後期型で導入されたVVTi(可変バルブタイミング機構)付き1UZ-FEエンジンは、軽量かつ高レスポンスで現在でもカルト的な人気を誇る。足回りにエアサスペンションを備えた「C仕様」(UCF21/UCF31)は極上の乗り心地を提供する一方、バネサス仕様の「A仕様」「B仕様」(UCF20/UCF30)はメンテナンス性の高さから実用派に選ばれている。
30系へ進化すると、ボディ剛性は劇的に向上し、室内空間の広さと静粛性もワンランク上の次元へと到達した。現在の中古車市場では、20系は流通数が激減して希少価値が高まり、30系は状態の良い個体から順番に価格が高騰するという二段構えの相場環境が形成されている。