関西テレビとフジテレビが開局記念の目玉として制作した『GTOリバイバル』。平成から令和へと時代が移り変わり、教育の現場を取り巻く環境も様変わりした。SNSによるネット私刑や過剰なコンプライアンス——現代の学校が直面する闇は、かつてより遥かに複雑で入り組んでいる。
作品の精神的支柱として配置されたのが吉田羊だ。彼女が演じた役柄は、単なる教員という枠を越え、型破りな破天荒教師・鬼塚英吉の行動を時に冷ややかに静観し、時に正面から受け止める重要なバランサー。作品全体に一本の太い芯を通す、極めて重重しい役割であった。