女優としての成功に満足することなく、彼女が足を踏み入れたのは過酷なコメディの世界だった。自らペンを執り、日常生活の滑稽さや出産・育児のリアルを描いた独創的なイラストレーションを展開。個展や書籍の出版を通じ、同世代の女性を中心に熱狂的な支持を集めるようになる。
さらにエディンバラ・フェスティバル・フリンジをはじめとする大小さまざまな舞台に立ち、独演会スタイルのコメディを披露。自らの弱さや失敗談を包み隠さず笑いに変える語り口は、従来の映画女優というパブリックイメージを鮮やかに裏切ってみせた。自らの言葉で観客と対話するライブエンターテインメントこそ、彼女が真の自由を見出した場所だったのだ。