事件発生からわずか数日後、ネット上のリバースエンジニアリングによって山上被告本人のTwitterアカウントが特定されました。アカウント名は「silenthill333」(ユーザー名:まだ足りない)であり、2019年12月から事件直前の2026年6月までに1,300件以上の投稿が行われていました。
アカウントの特定は、山上被告が松江市のジャーナリストに宛てて送った手紙の内容と、ツイート内の文体、家族構成、海上自衛隊に所属していた経歴などの一致から裏付けられました。ツイート内容は、単なる政治批判にとどまらず、教団によって破壊された自身の人生に対する痛切な叫びが連日投稿されていました。
「オピニオン」と称して書き連ねられた投稿には、「統一教会という絶対悪」「人生を狂わされた絶望」が生々しく記録されており、彼が精神的な逃げ場を失いながら犯行の決意を固めていく心理プロセスが克明に残されていました。このアカウントは後に運営企業によって凍結されましたが、全投稿のアーカイブが法廷提出資料や社会分析の対象として精査されています。