Q1:徳富蘆花の初心者が最初に読むべき代表作はどれですか?
A1:まずは哀切なストーリー展開で読みやすい『不如帰』がおすすめです。自然や美しい文章を味わいたい方は短編随筆集『自然と人生』、青春の息吹を感じたい方は自伝的小説『思出の記』から入ると蘆花文学の魅力が堪能できます。
Q2:兄の徳富蘇峰とはなぜそこまで長く絶縁していたのですか?
A2:日清・日露戦争期に政府寄りの国家主義者へと転向した蘇峰に対し、反戦・人道主義の立場をとった蘆花が強い道徳的拒絶感を持ったためです。さらに、偉大な兄の影から脱して独立した作家として自立したいという心理的葛藤も重なり、1903年から24年間に及ぶ絶縁が続きました。
Q3:東京都世田谷区の「蘆花恒春園」は見学できますか?
A3:はい、一般公開されている都立公園です。京王線「芦花公園駅」または「八幡山駅」から徒歩圏内にあり、蘆花が実際に暮らした旧宅、書斎、愛子夫人と共に眠る墓所、記念館などを見学することができます。武蔵野の面影を残す竹林や雑木林が美しく整備されています。