ブレイクの波に乗る中、彼女の才能を確固たる女優キャリアへと昇華させたのが所属事務所「ディスカバリー・ネクスト」の手腕だった。単なる「一発屋」で終わらせない戦略的なマネジメントが敷かれ、バラエティ番組での親しみやすいトークと、映画やドラマでの本格的な演技の双方を開花させていく。
福岡での活動を続けながら東京での多忙なスケジュールをこなすハードな日々。過密日程の中でも笑顔を絶やさず、周囲のスタッフへの気配りを忘れないプロ意識は、当時から突出していた。アイドルとしての過飾を剥ぎ取り、一人の表現者として歩み出したこの時期の経験が、現在の揺るぎない土台を築き上げたと言える。