日本の物流業界を揺るがした「2026年問題」から2年。慢性的なドライバー不足や配送コストの高騰に対し、具体的な解決策を提示し続けているのが同大学の研究チームだ。AIを活用した需要予測や、自律型配送ロボットの最適ルート算出など、データサイエンスを駆使した実験が日常的に繰り広げられている。
学生たちは理論を学ぶだけでなく、提携する物流企業や小売大手の現場へ足を運ぶ。トラックの動態データや倉庫内のピッキング効率を直接分析し、泥にまみれながら改善案をプレゼンする。この泥臭い現場主義こそが、企業の経営層から高く評価される理由だろう。