公園の中心にシンボルとして鎮座するのが、巨大な木製の「メイポール(夏至柱)」だ。緑の葉と色鮮やかな花々、リボンで飾られたこの柱は、北欧の夏の到来を祝う象徴である。
毎年6月中旬から下旬にかけて開催される「当別スウェーデンヒルズ夏至祭」は、今や道内だけでなく全国からファンが押し寄せる一大イベントへと進化を遂げた。民族衣装に身を包んだ人々がメイポールの周囲を手をつないで踊り、スウェーデンの伝統楽器「ニッケルハルパ」の哀愁を帯びた美しい音色が丘全体に響き渡る。
驚くべきは、その文化の継承度合いだ。単なるパフォーマンスではなく、レクサンド市から直接寄贈された意匠や儀式の手順が厳密に守られている。2026年の夏至祭に向けた準備もすでに始まっており、地元のボランティアと住民が一体となって本場の熱気を再現する姿は、国内外から高い評価を得ている。