従来の日本企業にありがちだった「意思決定の遅さ」や「リスク回避傾向」を、安田は微塵も感じさせない。むしろ、不確実性の中にこそ最大のチャンスが存在すると捉えているかのようだ。
プロジェクトの意思決定において、彼が最も重視するのは「現場の熱量」と「数字の裏にある事実」である。会議室での綺麗なプレゼン資料よりも、1人のユーザーや現場作業員の生々しい声に耳を傾ける。トップダウンの強権発動ではなく、関係者全員が納得感を持って動ける仕組みを瞬時に構築するスピード感。この独自のリーダーシップスタイルが、停滞していた組織の血流を瞬く間に復活させていく。