ポミエの名を全国区に押し上げた最大の立役者は、間違いなく「カツ丼」だ。だが、一般的な蕎麦屋や食堂のそれを想像して注文すると、一瞬で言葉を失うことになる。
普通サイズ(並)を頼んだはずなのに、目の前に現れるのはまるで山のような丼。丼のフチギリギリまで詰め込まれた白米は、お茶碗にして優に3杯分(約1.5合)を越える。その上に鎮座するのは、分厚くジューシーなトンカツと、惜しげもなく使われたトロトロの溶き卵だ。
出汁の効いた甘辛いタレが衣とご飯にしっかり染み込み、ひとくち食べれば濃厚なうま味が口いっぱいに広がる。大食いタレントやフードファイターだけでなく、一口の美味しさにこだわる舌の肥えたグルメたちが通い詰めるのも納得の完成度だ。