ジャイロの戦闘スタイルの根幹にあるのは、ツェペリ一族に数百年受け継がれてきた医療・処刑技術「鉄球の回転」です。鉄球を投擲・回転させることで相手の筋肉や神経を自在に操り、人体を破壊するだけでなく、治癒や尋問にも用いることができる超絶技巧です。
この技術が自然界の調和を表す幾何学比率「黄金長方形」、そして馬の走る力を利用した完全なる回転エネルギーと融合したとき、スタンド能力「ボール・ブレイカー」が発現します。
ボール・ブレイカーは、次元の壁をも超越する無限の回転エネルギーを宿したスタンドです。その攻撃を受けた対象は細胞レベルで超速の老化を引き起こし、いかなる強固な防御をも粉砕します。第1部や第2部に登場した「波紋の呼吸」の系譜を感じさせつつも、技術の極致がスタンドへと昇華する荒木作品ならではの至高の能力設定です。