噂の引き金となったのは、顔立ちだけではない。幼少期に沖縄のアクターズスクールで才能を磨いていた彼女は、中学生の頃、父親の仕事の都合で家族とともにハワイへ渡った経歴を持つ。
十代前半という感性豊かな時期をハワイの豊かな自然と多様な文化の中で過ごした経験は、彼女の佇まいにグローバルな洗練をもたらした。帰国後、大手事務所のライジングプロダクションにスカウトされ、ソニー・ミュージックエンタテインメントから華々しく歌手デビューを飾る。当時のJ-POPシーンにおいて、ずば抜けた歌唱力と洗練された雰囲気を持つ彼女は彗星のごとく登場した。このハワイ帰りというバックグラウンドと圧倒的なオーラが相まって、「母親が外国人」「ハーフの帰国子女」というイメージがひとり歩きしたのだ。