2026年の映画シーンにおいても、劇場版ドラえもんの熱気はとどまる気配がない。春の映画興行シーズンを迎えると同時に、全国の劇場には親子連れだけでなく、幼少期に作品に触れた大人の映画ファンが押し寄せる。幾多のヒット作を送り出してきた本シリーズは、累計興行収入でも国内アニメ史上のトップクラスを走り続けている。
歴代の興行収入ランキングを見渡せば、作品ごとに異なる魅力がくっきりと浮かび上がる。興行収入数十億円規模を当たり前のように叩き出すモンスターシリーズでありながら、観客の作品評価が極めて高い点も大きな特徴だ。配給を手がける東宝のラインナップの中でも、不動の春の大作として確固たるポジションを築いている。