日本の夏は、もはや温帯のそれではありません。連日の猛暑日とゲリラ豪雨は、デリケートなバラたちにとって過酷極まる環境です。多くの品種が夏枯れや黒星病に苦しむ中、このバラは涼しげな顔で成長を続けます。その秘密は、圧倒的な樹勢の強さにあります。夏の間も成長を止めず、秋には再び見事な花を咲かせるエネルギーは、他の追随を許しません。
日本の住宅事情に適したコンパクトな樹形でありながら、次々と新しい枝(シュート)を伸ばす生命力。これまで「バラは手間がかかるから」と敬遠していたライト層が、こぞってこの品種を手に取るのも頷けます。